タフネス4って強いですよね。稲妻的な意味で。
彗星のように現れ、瞬く間に消えていった僕らのヒーロー《崖走りのビヒモス》。その能力は不安定なものの、条件が揃えば4マナ5/3速攻、絆魂と悪斬先生もちょっとびっくり(そして先制攻撃でばっさり)な化け物でした。
これは僕の心を掴むには充分すぎるくらいで、ローウィン〜アラーラ期にはこのカードを使うためのデッキを産み出すことに。
マナクリーチャーをガン積みし、2ターン目ソクターorボガ突→3ターン目崖走りの気持ちよさを追求。かと思えば大立者でビートしたりエルズペスで空も飛んだりする
「崖走りビート」
崖走り以外に雲打ち、呪文砕き、続唱ワームといった高カロリー生物を全力投入、それらを豊穣の痕跡と花を手入れする者のシナジーで爆発的なマナを出して展開、5枚体制のハンマーで強引にダメージをねじ込む
「崖走りビート2」
どちらもかなり残念な構築ながら、ブン回ったときの気持ちよさが尋常ではなく、特に3ターン目に崖走りが走った日には愛しさと切なさとあと色んな汁が一気にあふれ出しそうなほどでした。
初めてデッキをお披露目した時のYOUさんの驚いた顔は今でも忘れられません。
しかしそんな崖走りにも弱点が、いやむしろ彼は弱点だらけでした。
とくに除去耐性をもたないタフネス3はあまりにも脆い。
10版では火葬に、M10では稲妻に落とされ、恐怖で死んだり苦悶にねじれたり台所で相討ちしたり流刑への道を走ったり・・・
回避能力も無いため、アンセム張ったメドウグレイン一体にビタ止まり、なんてのもざらでした。
神(っていうか環境)は残酷にも彼を見放し、ファイルの端に仕舞われたまま、時は流れて新環境に。
「あぁ、せめて崖走りのタフネスが4だったら・・・ん?」
「・・・これは・・・っ!!」
と、オラン=リーフを見て思ったわけです。
前置き長かったけどそういう話。彼が輝ける日はくるのか。
きっと来ないな、悪斬居るし。まぁでもデッキ作ってみるか。
悪斬は何であんなに高いんだろう。崖走りは100円なのに。
コメント
赤白フェッチ4枚かぁ・・・(遠い目)